宇波彰現代哲学研究所

多種多様な「知」の交流を通じ文化創造との実践的な橋渡しをめざし、新たな学問分野の開拓を行う研究機関のブログです。

第5回東京精神分析サークル主催コロックのお知らせ

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この度、東京精神分析サークルでは、昨年に引き続いて「東京精神分析サークル主催コロック」という講演会を開催します。

「第5回東京精神分析サークル主催コロック」
期日:2016年3月20日(日)
時間:10:00-18:00(9:30開場)
場所:早稲田大学戸山キャンパス36号館382教室(AV教室2)
https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus
共催:早稲田大学文化構想学部表象・メディア論系

今年度のコロックは、昨年度を上回る最多の登壇者をお迎えし、バラエティ豊かなプログラムとなりました。
第1部は実際に分析主体として精神分析を経験した方が自分の分析経験について語るという、わが国では類を見ない内容です。
第2部は、精神分析において欠かせない「歴史=物語(イストワールhistoire)」の問題について、『エクリ』出版から50周年の現在に改めて迫ろうとするものです。
第3部では、昨年から今年にかけて出版された精神分析関連の新著についての検討会です。松本卓也『人はみな妄想する』(青土社)、牧瀬英幹『精神分析と描画』(誠信書房)、向井雅明『ラカン入門』(ちくま学芸文庫)、ソニア・キリアコ『稲妻に打たれた欲望(仮題)』(向井雅明監訳、誠信書房近刊)が扱われます。

参加費無料、事前登録なしでどなたでもご参加いただけます。
広く精神分析にご興味をお持ちの皆様は、どうぞお気軽にご参加ください。
学部生や院生の方のご参加も大歓迎です。

詳細なプログラムについては以下をご覧ください。
また、東京精神分析サークル公式ホームページでもご案内を配信しています。
http://psychanalyse.jp/
――――――
プログラム

10:00 開会の辞

第一部「分析経験を語る」

10:15 田中和孝「精神分析という夢と現実」
10:45 結城美帆子「声楽家であり、ピアノと声楽の指導者であり、自閉症児の音楽療法をしている私の分析経験」
11:15 中野正美「"Analysant"ということ:分析経験について語る」
11:45 質疑応答

12:10 昼休み(60分)

第二部「イストワールの問題:『エクリ』から半世紀を経て」

13:10 小長野航太「精神分析の「歴史」のはじまりと「物語」としての欲動」
13:40 河野一紀「ひとつではない精神分析」
14:10 質疑応答

14:35 休憩(10分)

第三部「書評セッション」

14:45 松本卓也「ラカン理論と創造性:『精神分析と描画』について」
15:15 牧瀬英幹「精神分析における「不可能性」の問題:『人はみな妄想する』について」
15:45 片岡一竹「出来事と主体:『ラカン入門』について」
16:15 休憩(10分)
16:25 向井雅明「ケースの構築:トラウマの精神分析」
16:55 十川幸司「精神分析を再起動させるために」
17:25 全体討議(30分)

18:00 閉会の辞(10分)

なお、19:00より近隣にて懇親会を予定しております。


(文責:片岡一竹 東京精神分析サークル会員)

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第8回ラカン読書会のご案内

期日:12月6日(土)15:00‐21:30、12月7日(日)10:00‐16:00
会場:駒澤大学駒沢キャンパス本部棟6階中会議室2
   http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/campus/c_komazawa2
   田園都市線駒沢大学駅下車徒歩約15分
会場費:無料

テキスト:
1)ラカン『Autres ecrits 』所収「ローマ講演」
2)ラカン『エクリ』(1966年度版)所収「ローマ講演」(通称)「精神分析におけるパロールとランガージュの機能と領野」
1)に関しては「東京精神分析サークル」ホームページ掲載の向井雅明訳を使用
2)に関しては、本会の有志6名による邦訳を使用
参加希望の方は、吉沢meisan46@kind.ocn.ne.jpまでご連絡ください。邦訳テキストを添付ファイルでお送りします。

読書会の方法:
12月6日(土)15:00‐18:00『Autres ecrits 』「ローマ講演」1/2
12月6日(土)19:00‐21:30『Autres ecrits 』「ローマ講演」2/2
12月7日(日)10:00‐12:30『エクリ』「ローマ講演」の「前書きPreface」 および 「序文Introduction」
12月7日(日)13:30‐16:00『エクリ』「ローマ講演」(「パロールとランガージュの機能と領野」)の 第1章
1テーマ3人発表制に基づいて発表(発表の内容、形式は各自の自由、持ち時間30分/人)。4テーマ×3人=12人(発表者)

参考:原文のインターネットからの入手方法
1)『Autres ecrits 』「ローマ講演」
http://www.psychaanalyse.com/pdf/lacan_bibliographie_livre_Autres_Ecrits.pdf
PDF版『Autres ecrits』の原書ページP133-P164、 印刷ページP123-P153
2)『Ecrits』(1966年度版)「ローマ講演」
www.clas.ufl.edu/~burt/Lacan.pdf
PDF版『Ecrits』 の原書ページP206-P268、印刷ページはP214- P285
注)『Ecrits』のフランス語原文は、1953年度版はインターネットで入手可能ですが、改訂された1966年版はインターネットでは公開されていません。原文希望の方は、上記のアドレスまでご連絡ください。

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Jacques LACAN 『Autres écritsもう一つのエクリ』 (éditions du Seuil, 2001) 読書会のご案内

私たちは、この間ラカン『セミネールⅪ』(邦訳『精神分析の四基本概念』小出浩之他訳岩波書店)を、宇波彰先生を中心に同一章の3人発表制をもとに6回にわたって(2日制のセッション形式)読み進めてきましたが、5月3日‐4日をもって読了しました。引き続きこのやり方に沿って『Autres écritsもう一つのエクリ』読み進めてきますので、ご案内します。
『セミネールⅪ』から通常の流れとしては 『エクリ』に移行しますが、その『エクリ』は、ラカン自身の表現(およびレトリック)の難解さもあり、邦訳はなかなか理解しにくいものでした。ただ、誰が手掛けてもその翻訳作業は難しいといえるでしょう。
そこで、翻訳の問題に踏みとどまっていたのではラカン読解は進まないので、思い切って、翻訳は刊行されていないものの、『Autres écritsもう一つのエクリ』をテキストにラカン読解を進めることにしました。幸い、東京精神分析サークルの協力を得て、あくまでも「私家版」ですが、「手作りの翻訳」をご用意する予定ですので、意欲のある方は是非ともご参加ください。

【概要】
期日:8月30日(土)15:00‐21:30、31日(日)10:00‐16:00
会場:駒澤大学会館
テキスト:『Autres écritsもう一つのエクリ』(Seuil) 記:まだ翻訳はありませんが、東京精神分析サークルの協力を得て、翻訳を提供の予定
講師:宇波彰先生
協力:東京精神分析サークル
会費:1,000円/日(会場使用料の負担)

参加者は、同一章(同一箇所)に関して3人発表制に基づき、発表を担当することを一応の原則としています。
運営方法、テキストの詳細は追ってご連絡申し上げます。

連絡先:吉沢明meisan46@kind.ocn.ne.jp militante1946@gmail.com

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第6回ラカン読書会(5月3日、4日)のご案内

第6回ラカン読書会を下記の要領で実施しますので、ご案内いたします。

参加者の方は、3人発表制に基づいて、基本的にテーマのいずれかの発表を担当することになっています。ただ、発表を担当しなくても、参加はご自由です。

【概要】
テキスト:ジャック・ラカン『精神分析の四基本概念』(小出雅之他訳 岩波書店刊)(原書はアマゾンで廉価で購入可能)

講師:宇波彰先生、特別ゲスト:向井雅明氏(『考える足-「脳の時代」の精神分析』の著者 岩波書店2012年刊)

期日:5月3日(土)、4日(日)
1)5月3日(土):15:00~18:00
今回のまとめ
第20章の読解
2)5月3日(土):19:00~21:00
後書きの読解
3)5月4日(日):10:00~12:30
『エクリ』の「無意識の位置」(詳細は下記参照ください)
4)5月4日(日):13:30~16:00
『精神分析の四基本概念』の未解決(持ち越し)問題の検討(おさらい)
参加者は最低1項目を問題点として口頭でよいから提出する。
【詳細参考】
1) 邦訳「無意識の位置」『エクリ Ⅲ』所収(佐々木孝次訳 P347-P378 弘文堂1981年)
2) 『エクリ Ⅲ』の原書:Jacques Lacan, Ecrits, aux Editions du Seuil, Paris, 1966; pp.829-850.

なお、『精神分析の四基本概念』の原書の裏表紙の翻訳も向井雅明さんがサークルHPに載せています。向井雅明訳、ラカン「精神分析の四基本概念 1964年のセミネールの概略」

会場:駒沢大学会館246 
東急田園都市線 駒沢大学駅下車 徒歩5分
http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/campus/c_komazawa/

会費:1,000円/人/日(会場借用負担)
参加ご希望の方は吉沢まで アドレス:meisan46@kind.ocn.ne.jpもしくはmilitante1946@gmail.com

(文責:吉沢)

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月例読書会(最終回)のお知らせ

明治学院大学での「記号哲学講義」は今回で最終回となります。
3月26日(水)14時45分より、明治学院大学白金キャンパス1557教室において、
明治学院大学言語文化研究所様が主催されます、
首席フェロー宇波彰による月例読書会「記号哲学講義」が行われます。

参考URL:
http://www.meijigakuin.ac.jp/~gengo/bookclub/index.html

今回のテーマは「残された問題」を予定しております。

参加費は無料です。
関心のある方はぜひご参加ください。

参加を希望される方は当日教室まで直接お越しください。
お問い合わせは上記URL、明治学院大学言語文化研究所様か、
当ブログコメント欄までご連絡いただきますようお願いいたします。

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