宇波彰現代哲学研究所

多種多様な「知」の交流を通じ文化創造との実践的な橋渡しをめざし、新たな学問分野の開拓を行う研究機関のブログです。

windows8 搭載パソコン顛末記

パソコンなんてド素人同然の僕が、この界隈の素人の皆さんに何かの参考になればと思い、今回のwindows8 搭載のパソコン立ち上げに伴う顛末をお伝えします。

これでもインターネットで「YOU TUBE」なんてやるものだから、我がwindows XPのパソコンのCPUが「ゴミ付着」等もありかなり性能低下をきたし、常に「CPUのパーフォマンスが限界」という警告をセキュリティソフトNortonから受けており、CPUの容量の高いパソコンへの「買い替え」時期だと思っていたら、大手家電量販店のY電機の土・日のバーゲン広告で「windows8搭載lenovo(“リェノヴォ”)ディスクトップ、39,800円」を見つけ、その安さに釣られて、購入したのが、この顛末記の発端である。
この中国製パソコンは、経済的には極端に合理主義で、ドライな中国の経済事情を反映してか、安さを売り物に、もちろんWORD、EXCELはついておらず、取扱説明書、バックアップCDなどもついておらず、中身はガラガラ同然、「値段は安くしたのだから、後は購入者がやってくれ」というシロモノである。もっとも、ガラガラゆえに、店の「アドバイス」もあり、必要なレジストリーの追加に13,000円何某かを払い、結局約5.5万円になったが…(これも、一見の「安さ」で消費者を釣るお店の作戦かも…)。
それでも、「このlenovoを購入してもいい」と思ったのは、lenovoはあのIBMのThinkPad(パソコン部門)を買収したぐらいだから、かなりの技術力をベースに、高性能・低価格商品を追求しているに違いないと、判断したためである。
余談になりますが、「Microsoft OFFICE」(通常29,800円)にあたる「マガイモノ」が、 堂々と「Kings OFFICE」(中国製)という名で売られていて(4,980円)、 思わず失笑、ドライで、あざとい中国(国家)の風潮を見事に反映していると感心してしまった(当然、lenovoパソコンにはこの「マガイモノ」WORD、EXCELが試用期限付としてついている)。かく言う僕も、値段に釣られて、折角安いパソコンを購入したのだから、「この際は」と思い、便乗して購入した。まだ、本格的に使いこなしていませんが、「マガイモノ」とはいえ、WORD、EXCELとの互換性もあり、それに相当する機能は果たしているように見受けた。以前ならMicrosoftの対応からしても、こんなこと考えられなかった、これもビックラこいた! まあ、中国のやることにはとにかく恐れ入りました。

ご承知のように、windows8は、最新のMicrosoftのOSで、使い勝手は、後に述べることにして、まずは立ち上げに伴うトラブルの状況をお伝えします。windows8は、インターネット環境に対応し、そのため、セキュリティの意識はもともと高いのだが、インターネットに対し開放されているため、以前のXPの時代に比べると、逆にそれに相応してウィルス、スパイウェアの侵入のやり方もすさまじい。隙あらば、立ち上げ中のパソコンに侵入し、無理やり「ウィルス」の類を貼り付け、そこに居座ろうとする。それが滅茶苦茶凄い。

僕がもっとも気を使ったのは、立ち上げの際のセキュリティの確保である。ただ、随分気を使ったつもりでも、やはり落ち度はあった。購入パソコンには試用期限付のセキュリティソフトがついているのだが、これまでNortonを使用してきており(旧一台はNorton)、異なるセキュリティソフトをインストールすると、セキュリティが働かないので、購入時に付設のソフトを解除してもらった。これが最大の誤り、Nortonにコンタクトし、そこからダウンロードしようとしたのだが、その際、インターネット→インターネット・エクスプローラー→検索(ダウンロード)の無防備のままの手順が、スパイウェアの侵入を用意してしまった(どうも、インターネット・エクスプローラーの門である「言語」辺りから侵入するらしい)。これからが大変、十数のスパイウェアが侵入し、「あなたのパソコンは不正レジストリーでシステムが破壊されようとしている。当方のソフトを購入して解決しなさい」と警告を発し、ご丁寧にクレジットの支払いを指示してくる。絵に書いたようなマッチポンプ。ニョキニョキ、次々と立ち現れ、その表示を消しても、また執拗に現れる。コントロールパネルで、そのレジストリーをいくつか消去したが、それでも、消えないスパイウェアがあり、それは頑強に抵抗する。ただ、マッチポンプの存在ゆえに、パソコンを破壊することもありうるが、破壊してしまうと、お金が取れなくなるので、金を取れるまで、執拗に脅迫してくるだけという判断はあった(注:金を取ると、そのままドロンらしい)。それでも、完全な妨害行為であることに変わりない。そこで、Nortonのパッケージを購入・インストールし、「駆除」をはかったのだが、一度潜入されると、除去できないことがほぼ分かった。

仕方がなく、購入先のY 電機にいき、事情を説明したら、「立ち上げの際、ダウンロードでインストールすると、そのときウィルス並びにスパイウェアが潜入し、それが邪魔してそのために立ち上げができないお客さんが相当数いて、ウチに持ってくる。そのお客さんに対しては、3万8千円の費用(注:費用は正確でない)をいただきその自宅に赴いて、全部サラにし、再度立ち上げるお手伝いをしている。お客さんのほうで、不正レジストリーを消去できなければ、その方法しかない」と言われた。事情はよく分かったが、その際思ったのは、途方もない「リスク社会」に自分も入っていること、自分の身は自分で守らなければいけないという実感であった。つまりリスク=保険社会、中国製パソコンの安さに釣られて購入したのだが、結局、全ては消費者のリスク負担になる。それにしても、インターネット環境の匿名性・浸透性→ 不特定性(相手が識別不可能)ゆえに「犯罪性」の度合(意識)が希釈されて、何でもできてしまう薄気味悪さを実感した。そのリスクの取り方が問題、いきなりインターネットの環境に投げ出されて、一般の消費者が対応しようとしても所詮無理な話なところはある。その際のY電機の担当者の言い分がやや振るっている:「だから、今は、インターネット環境は素人では対処できなくなっている。だから企業は皆専門家を配置している」。それが分かっているのなら(しかも自分のお客にそういう被害者がいることが分かっているのなら)、「そんなパソコン売るなよ」と、こちらも八つ当たり気味に言いたくなってきた。ここが責任の帰属の大きな問題、ただ売ったY電機に全面的な責任を帰するわけにもいかないので、その線引きはたえず曖昧で、結局それは消費者のリスク負担という名の費用負担になる。

立ち上げなければいけないが、低価格パソコンを購入した意地にかけても、白旗を揚げて、3万8千円の費用を払いY電機のお世話にはなりたくなかつたので、とにかくNorton(シマンテック)の「ノートンウィルス診断・駆除サービス」にコンタクトを取った。その結果、彼らの遠隔操作(僕のパソコン(画面)に直接介入、費用7千円強)により、駆除になんとか成功した(検出されたスパイウェアは6個、新型?)。この中で一番悪質なのは、おそらくMc Pc back up、マッチポンプそのものなのだが、その遠隔操作中も「敵の駆除操作」が分かるのか、「バックアップしないとシステムが破壊される」と、火の玉炎上マークで絶えず脅迫し、カードによる支払いを要求してくる。それがすさまじい。現在は駆除のおかげで、なんとかインターネット・エクスプローラーは無事作動している(セキュリティソフトが侵入を防止?)。今後どうなるか分からないが…とにかく、油断はできない。

そこで、参考までに僕の拙い経験の「教訓」をこの界隈の素人の皆さんのためにお伝えしておきます。
とにかくスパイウェアの侵入を事前に防止することが全て(一度侵入されると、頑強に居座るのでアンインストールもきかないし、通常のセキュリティソフトでも検知・除去できない)。
1. マイクロソフトのメールアカウントの取得
2. そのアカウントに基いて、セキュリティソフトのパッケージをインストール(注:試用期限付のソフトをそのまま使用するつもりであれば、それでもよい)
3. それでセキュリティ環境をとにかく確保
エクスプローラー→検索(ダウンロード)が極めて危険なので、セキュリテイを確保して、エクスプローラーを開くことが肝要です。もし、スパイウェアに侵入されたときは、上記の「ウィルス診断・駆除サービス」とコンタクトを取り、除去してもらうのが、費用的にも賢明な方法であると捉えています。

このwindows8は、僕はスマホをやっていないが、どうもfacebook、ツィッターに対応すべく、アプリを基軸にプログラムソフトが作動する仕掛けになっているみたい、今しばらく慣れるのに時間がかかる印象をもっています(なにせ、電車の中でひたすら「シャカシャカ」やっている「スマホ・アプリ人間」ではないので)。それと、プログラムが多様化しすぎて、「統合」の機能が必要なのだが、その「統合」ゆえに、逆に分かりにくくなっている面があり、それも慣れが必要だと受け止めています。

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